【女子バレーボール部】選手権大会県東部予選
9月27日(土)に八潮南高校で開催された、選手権大会東部支部予選に出場しました。
夏休みのトレーニングを経て、どのチームも一段とレベルアップをしてきています。庄和高校女子バレーボール部もトレーニングの成果を発揮する大事な大会です。
初戦は越谷北高校でした。今夏の越谷市内大会で優勝を果たしたという話も聞いています。私たちは入念に準備をして試合に臨みました。
この大会に臨むにあたり、繰り返しチームで共有してきたことは、「恐れるな」ということです。
これには2つの意味があり、1つはもちろんどんな強豪相手でも恐れるな、ということ。
そしてもう1つは、積極的にボールに触ること、前に出ることを恐れるな、ということです。
そして迎えた第1セット、序盤両者譲らぬ展開が続きました。
5対6のラリー時に越谷北レフトスパイクに対して庄和高校ライトとセンターの2枚ブロックで止めに行きました。そしてスパイカーがボールヒット、庄和高校ブロックが成功しました。
越谷北のトスが少しネット近くに流れたように見えました。そのためにスパイカーのタッチネットにより庄和高校の得点、6対6に追いつくことができました。
この一連のプレーの中で、相手レフトスパイカーのセンターライン上の足に庄和高校ライトプレイヤーが乗っかる形になりました。ブロックジャンプの後に相手の足に乗っかると、ブロッカーの方が負傷をしてしまうケースが多いです。このプレーでも、庄和高校ライトプレイヤーは負傷交代を余儀なくされました。
顧問としては怪我をさせてしまうことには大変責任を感じます。スポーツに怪我は付き物とはいえ、できれば怪我をせず、なおかつ強度の高いプレーができるように準備をしていかなければならないと感じています。しかし振り返ると、このブロックも相手のスパイクを決して思うようには打たせないという気持ちの表れであり、「恐れずに」プレーをした結果でした。
その気持ちが他の選手や後輩にも乗り移り、終盤までラリーが続く熱戦となりました。このセットは僅差で落としてしまうのですが、お互いのエースが渾身のスパイクを打ち込んでも整ったディグを上げ、攻撃に繋げる展開が何往復も続き、その場面だけを見れば1回戦とは思えないほどレベルの高い好勝負をすることができました。
しかし続く第2セットは庄和高校の運動量が落ちてしまい、大差をつけられてしまいました。今大会は初戦敗退となりました。
1年生含め11人全員が試合に出場することができました。それぞれがそれぞれの長所を生かしチームに貢献することができたと思います。部員たちにとって結果は悔しかったと思いますが、充実感も見て取れました。
次戦は10月4日(土)の1年生大会です。今大会に出場した経験を生かし、2日目に残ることを目標に準備をして参ります。今後とも応援よろしくお願いいたします。
<1回戦>
庄和 22-25 越谷北
13-25