男子バスケットボール部

男子バスケットボール部(卒業生に向けて④)

 

 本日の庄和高校は、1・2年生の登校日となっておりました。久々に制服を着た生徒が登校する姿を見て、ホッとしたのは、私だけだったのでしょうか?

 

 卒業証書授与式が3月12日(木)に行われます。卒業生たちのこの1年間を振り返ってみたいと思います。新チームになって初めて参加した夏季東部支部選手権大会では、第4位となりました。延長戦で負けたり、大差で負けたりと悔しさを感じた大会だったと思います。少しずつ自信を持ち、自分たちでもよい結果が出ることを期待していただけに、その落胆ぶりはよく覚えています。

 

 秋の埼玉県新人大会東部支部予選では、庄和高校初の東部支部優勝となりました。すべての準備、計画、実施(試合)がうまくいきました。しかし、大会までの2か月間は、決して順調ではなかったです。キャプテンの岩浪君のバスケットボールに対する情熱とスキル、人間性が2年生(卒業生)たちをまとめ、引っ張っていったと感じています。多くのことを語らない、背中で物言うタイプのキャプテン岩浪君のおかげで、この大会の優勝ができたと思います。

 

 埼玉県新人大会では、インフルエンザに2年生たちが襲われ、ベスト4のリーグ戦では、ほぼ5名の2年生で戦う緊急事態となりました。そんな中で「第3位」本当によく頑張りました。全試合が終わった時の選手たちの様子は、「あしたのジョー」の最終回にあった、矢吹ジョー(主人公)の全部出し切った姿に重なって見えました。(あしたのジョーって知ってるかな?)スタッフは、立っているのもやっとの選手たちが、最後まで全力でやり切ってくれたことに、ただただ驚きと感動をしていました。

 

 春の関東大会埼玉県予選では、勝ち上がりの試合がすべて苦しい試合でした。PBSの選手たちは、チームとして成熟してきていたので、困難な試合もチーム一丸となって結果を求めていました。埼玉県「第3位」となり、庄和高校初の「関東大会出場」を成し遂げました。本当によく頑張りました。夢は見るものではなく、叶えるもの!!本気でそう思えた瞬間でした。実現してくれた卒業生たち、ありがとうございました。

 

 関東大会(山梨県)では、保善高校(東京都)に1回戦で負けてしまいましたが、前日練習やみんなで「ほうとう」を食べに行ったこと。試合会場の雰囲気を味わえたこと。すべてが良い思い出です。負けた悔しさより、楽しさのほうが強かったように思います。

 

 インターハイ埼玉県予選では、1点差の試合を制したり、延長戦を制したりと苦しい試合を勝ち抜いて、埼玉県3大会連続の「第3位」となりました。素晴らしい結果です。胸を張ってほしい。でも、・・・本気でトップ2チームをやっつけたくてチャレンジした結果の「第3位」でした。顧問としては、努力を惜しまなかった君たちを勝たせてあげたかった。どんなことをしても一矢報いたかったです。卒業生たち、顧問の力不足を認めます。申し訳なかったです。

 

 インターハイ予選を終えて、大学等への進学を考えている選手4名を除く、7名の選手が引退となりましたが、9月初旬のウインターカップ埼玉県予選に4名と1・2年生で大会に参加しました。残ってくれた選手たちが、後輩たちの指導をする場面をよく見かけました。大変助かりました。そして、後輩たちの良い見本となって、練習や練習試合に参加してくれました。大会の結果は残念ながら、1回戦敗退となりました。この敗戦をもって、卒業生たちは引退となりました。

 

 顧問自身が約20年間の指導経験よりも、この1年間で経験したことや成し遂げたことのすばらしさ、選手たちが持っている可能性や潜在能力の可能性について、考えさせられたことや自分自身の考え方を変えていかなければならないことに気づかせてくれました。感謝しています。そして、君たちと同じ時間を共有できたことが顧問としての一番の幸せです。

 

 ある有名選手(バスケットボール)は、引退の時に言いました。

  「あれこそ”最高の瞬間(とき)”だと思える経験を持つ者は幸せだ」

  「私は、(”最高の瞬間”を)持っている」

 

 卒業生たちの ”最高の瞬間” は、ありますか?

 

 卒業生に向けて⑤につづく

 

  

   「 Keeps going and  going and going 
      ずっと、ずっと、ずっと前進する。